※緊急連絡
ホームページからのネット注文が当社に届いていないことが昨日(5月24日)お客様からの電話で判明致しました。ネット注文されて商品が届かない方がおりましたら、申し訳ありませんがお電話ください。20日から25日までに、ご注文を頂いた方です。26日以降は通常通り、ご注文できます。
轟バージョンもご注文できるようになりました。


2018/05/25
弊社ホームページに対するご意見ご要望などがありましたら遠慮なくお知らせください。ご意見の全てを実現できるかどうかは約束できませんが可能な部分から改善またはご意見を反映させてゆきたいと思います。

すでにお解かりの方も多いかもしれませんが弊社製品をアマゾンジャパンで取り扱うようになりました。全製品ではなく代表的な約130種類。時代の流れは確実に変化し必要な物をネットで注文する時代に変化しました。特に普通の商店やショッピングモールで入手できないような特殊な品物ほどネット販売に向いています。

ご存知のように価格的にも内容的にも弊社製品は特殊な部類に入ります。少し前までは量販店にも在庫する店舗が複数ありましたが、景気を反映し、高い製品の売れ行きが減少したため在庫で置く店が極端に少なくなりました。それ以外にも、エンジンオイルでも他社と異なり5段階性能バージョン(現在は4段階に変更)のため、一つの種類で商品数が9種類となるため在庫するのが難しい商品となります。

オーダーメードの背広までは行きませんが半オーダーメードに近い商品設定とも言えます。車の使用状況に対し、いかに最適なオイルをお届けするかという命題に対し、私が開発し採用した方式となります。しかし、販売店からみたら在庫しにくい設定に他なりません。売れ筋は絶えず変化するため「極バージョン」が売れると思って在庫してみたら「FSバージョン」ばかり売れるという具合で思うようにはなりません。

賞味期限の短い生鮮食料品とは違いますが、それでも長期間の在庫は会社の棚卸しの際、不良在庫に相当します。絶えず資金を流動的に活用するのが商いですからお客様の注文を受けてからメーカーに発注するのが理想的な対応にらるため、在庫しないお店が増えるのは当然の結果かもしれません。

私もアマゾンを利用して色々な品物を購入し、その便利さから助かっている部分も多いです。全部の製品をアマゾンに登録しなかったのは、それなりの理由があります。どこまで車のことを理解しているお客様が購入されるのか弊社では分かりません。また、弊社製品に対して、どこまで理解しているのかも当然ながら分かりません。

アタックファンの方なら重々お解かりのように弊社製品は非常にマニアックな製品ばかりです。商品知識やメカニズムの知識が未熟な初心者には向いていません。誤った商品を購入、誤った施工、その他、色々な事情で、本来製品が持っている性能を充分に発揮できない恐れが推測できます。

製品自体はアマゾンから購入されても弊社からネット注文、電話注文されても何等変わりません。アマゾンから購入される場合、アマゾンジャパン直販品と販売店が販売する商品と2種類があります。価格も微妙に異なります。それをメーカー(当社)が介入することは法律で禁止されております。だから「エッ!」と驚く低価格の品物も一部にあります。

ヤフオクで販売されている格安な商品は何等かの事情があるので注意しなければなりません。お客様が購入されて使用する前に事故や諸事情のため使わなくなったため売りに出す。お店が長期在庫していたが閉店するため処分価格で出すなど、色々とあるでしょう。「購入したら画像と違う古い商品が送られてきた」と問い合わせが入りましたが別会社が行う事で弊社にはどうすることもできません。ネットで購入する場合は細心の注意が必要と言えます。電話注文されている方ならお解かりですが、色々とためになる情報交換が行えるメリットが生まれます。

もしアマゾンで購入されましたら、次に購入されるお客様に参考になるような口コミを入れて頂きましたら嬉しいです。なかなか面倒で私もあまり入れておりませんが・・・


愛車アウディA3の一回目の燃料補給をしました。


走行距離 787kmで燃料補給警告灯が点灯しました。燃料計の針が赤い線になった時でした。画像は燃料補給を行う前に撮影しました。827.5km走行、残り走行距離は50km表示となっています。この少し前に高速道路を降りた時点の残り走行距離は120kmとなっていましたが通勤2kmを往復しただけでアッと言うまに50kmに落ちました。前回の欄でガソリンタンク容量50リッター(修正してあります)書きましたが正しくは55リットルのようです。

満タン燃料は53リッターで実測の燃費はリッター15.6kmという結果が出ました。ガソリン価格がハイオク158円と値上がりしていたので、この結果は素直に嬉しい。乗り換える前のアウディ3.2の2倍の燃費です。前の車の生涯燃費は8.2〜8.5kmでした。

5月25日にタイヤをミシュラン・プレマシー3に交換、ミッションオイルをGEARUー轟 1.6リットル(抜けた分)交換。疾風にするか迷いましたがGEARUに交換した実績が複数台あったためと、抜いたオイルは切粉が凄く出ていたためGEARUにした。

一度に色々なことをすると、どれが効いたか分からなくなると言っている私ですが、今回は実績のあるドライブシャフトにMVSパワーラップのみ施工。タイヤ交換+ミッションオイル交換+MVSパワーラップ+エンジンオイル(S54極)の4点セットで2回目燃費がどのように変化するのか見てみたい。お客様も同じ気持ちの方も多いと思われるが実績のある品物は1日も早く試したいというのが本音。但し、日増しに暑さが増すためエアコン使用が多くなるため燃費には悪影響が出る。変わらないか悪くなるか、興味は尽きません。


2018/05/14
ホームページからのネット注文に関するお知らせです。

注文によるダイレクト発送方法に変更致しましたが、幾つかの問題が発生し、ご迷惑をお掛けしております。
○今まで轟グレードがご注文可能でしたが、初回の欄からのご注文に変更したために、轟グレードが注文が出来なくなりました。お手数をお掛けいたしますが、お電話くださるか、注文メールのどこかに「轟グレード希望」と記載してください。

もうひとつの問題点は、初回注文の方にダイレクト発送した所、ヤマト運輸様より「該当する住所が見当たらない」という問い合わせが入り、携帯電話に何度電話しても繋がりませんでした。留守伝言も入れたのですが連絡が入りません。返信メールも2度返信しましたが何等かの原因により届きませんでした。勿論、注文者からの連絡もありません。1週間後に戻ってきました。従いましてメーカーとしての対策がどうしても必要となってきます。

対策として、弊社データーベースに一度でも履歴のある方は新方式のダイレクト発送で注文メールが届いたら、すぐに発送いたします。履歴が一度も見当たらない新規注文に関しては、弊社より電話連絡、メール連絡など何らかの方法で本人確認が取れてからの発送に変更致させていただきます。

話は変わり、今月は自動車税納付の月となります。大事に古い愛車をこよなく愛してドライブや走りを楽しんでいるアタックファンの方々にとって、新規登録から13年目になると自動車税が値上げとなることに納得出来ない気持ちにさせられる月でもあります。本当であれば大事に乗ってきたお礼として逆に税金が安くなっても良いのではと個人的には思ってしまいます。

常識的には「古い車は燃費が悪く排気ガス排出も多い」という固定観念から来ているのではないかと思いますが、弊社オイルやMVS装着車は排ガスも綺麗で燃費も走行距離に比例して上昇してゆく車が多いため、なおさら納得できない仕打ちに感じてしまう方が多いかと思われます。

話題はがらりと変わり、私の愛車(通勤及びテストカー)アウディA3 3.2クワトロがまたご機嫌を損ね修理代が幾ら掛かるか分からない状況に陥りました。また7月の車検を迎え悩んでいた所、いつも大変お世話になっている近所のアタックファンの中古車業者エコプロジェクト様の社長さんが「出物のA3が入庫した」と、その車で来社された。

H24年(2012年)12月初期登録・走行距離38000km 車検はH31年12月まであり、愛車のアウディを下取りしてくれるという破格の好条件で即座に乗り替え決定。今度は排気量1.4のダウンサイジングターボでFFと、スペック上は大幅にグレードダウンした。名義変更が連休半ばで出来たため、今月から新しいアウディ1.4T で通勤、ドライブ、いつものゴルフレッスンと、約300kmほど走行した時点で、この原稿を執筆している。





大谷選手の二刀流で全米が驚いているというニュースと同じく、大きな変化に驚きを隠せない。あえて二刀流を比較に出したのは、走りのポテンシャルと、相反する好燃費を見事に両立していたからである。「なるほど、これだったらHVはいらないな」と思わせるレベルの高燃費を叩き出す。また4WDクワトロからFFになったが、違いを感じ取ることが出来ないほどFFを意識させない。走りのポテンシャルも排気量の違いを大きくは感じないほどの加速を味わえる。

納車されガソリン満タンで走りだす。3.2クワトロも排気量の割には良い燃費で高速道路では10〜12km/lをマークした。しかし通勤の2kmの往復では5km/l台であった。100kmも走行するとガソリンメーターはひとメモリ下がり400km走行すると、そろそろ給油しようかと考える。ところが今度のA3は通勤も含めて150km走行してもガソリンメーターの針は「壊れてる?」と思わせるほど満タン時と何も変化が見られない。2kmの通勤で12km/l前後、高速道路の燃費は17〜18km/l前後をマークする。

3.2クワトロの初年度登録がH17年7月だから約7年新しくなった。自動車における7年間の進歩を強く感じた。排気量が3180ccから1380ccと大きく変わったがターボの効きは低速から効いている感じでターボ車と分からない。過不足無い加速を楽しめる。アイドリングストップも洗練され使い勝手が良い。ミッションの段数も6速から7速に進化を遂げていた。

一番の驚きは加速してアクセルをOFFした時に感じた。「何だ!!、この滑走感は?」丁度、MVSをホイールに施工し、ドライブシャフトやプロペラシャフトにMVSを施工した際の滑走感に近い。いや、それ以上かもしれない。

東名高速道路や一般路においても、少しの下り坂であればどんどんスピードが増し加速してゆく感じが強烈である。この疑問は、取り扱い説明書を見たら謎が解けた。ミッションは例の電子制御式・マニュアルトランスミッション(S tronic)と呼ぶ。メーカーによって呼び名が異なるため今後はDCTと表記する。基本的にはマニュアルミッションとツインクラッチの構造である。内容的には進化していて加速後にアクセルペダルを放すとクラッチを切る「コースティングモード」という制御が作動する。この制御が作動する条件として
1:セレクターレバーは、D位置。
2:車速は20km/h超。
3:勾配は2%未満。
上記の3条件を満たすと作動する。

急な下り坂が続き速度がどんどん上昇した場合、手動でシフトダウンしなくてもブレーキを掛けて速度を落とせば自動的にシフトダウンしたギヤを選択してエンジンブレーキを掛ける。DCTもここまで進化したかと驚かされた。

懸念があるとすれば、3.2クワトロは湿式ツインクラッチであったが、1.4Tは乾式ツインクラッチのため、積極的にコースティングモードを多用した場合、クラッチ板の耐用年数(距離)については未知数である。

3.2クワトロで大井松田IC-沼津IC間往復 良い条件で11.7km/lをマーク。(エンジンオイルestoremo,DCTオイル交換+X1FS添加)
今度の1.4Tは、まだ一度だけだが、同じ区間・往復100km走行で豪雨という悪条件ながら18.5km/lをマークした。写真のメーターは約300km走行時点で残り可能距離770km(燃費を反映し絶えず変化するが)を表示。燃費走行に徹すれば20km/lも夢ではなく、満タン1000kmも可能に思える。但し、ほとんどの車の燃費系は満タン直後の落ち具合はゆっくりでも中間を過ぎると早く落ちる傾向があるため意外と走らないかもしれない。

その後、丁度真ん中まで燃料系が落ちた時点で、走行距離は400〜550km(あまり針が変動しない)走行、残り走行距離は460kmと表示された。しかし、通勤2kmを1往復しただけでアッと言う間に残り可能距離は10km単位で落ちた。通勤2kmが無ければ550km+460km=1010km走行できることになる。実際には余裕を見るのと、実際の燃費は燃費表示よりも下がるため700〜800km前後での補給となるだろう。

H21年製プリウスHV(30型)はガソリンタンク容量が45リットルと小さかったため最高で667km(残り走行可能距離73km)が最高であった。H23年型カムリHV50型(ガソリンタンク容量65L)で当社オイル+MVS施工後に8回ほど満タン1000km走行をマークした。今度のアウディA3の燃料タンク容量は55L。カタログ燃費は19.5KM/Lである。走りの楽しさを加味すると納車直後の評価としては非常に満足できる低燃費車である。

H24年型という6年前の中古車に乗ってみて、ヨーロッパで何でHVがあまり販売できていないかという理由が分かった気持ちである。ドイツ車恐るべし、時代の進化恐るべし、明治時代ではないけれどグローバルな時代こそ、絶えず世界の変化を敏感に捉えないと世界の流れから取り残されるという気持ちになった。

ただひとつ、欠点を探せば同乗者が「乗り心地が固い」という点である。納車時純正タイヤ○○○は、製造年2011年製で6年間・38000km走行してきたと推定できる。タイヤが古いことに加え、この銘柄の特徴として、サイドウォールが硬いため転がり感は優れている反面,乗り心地が硬いと感じるタイヤの性格が原因かもしれない。タイヤはお試しが出来ないため選定に迷うが、ミシュランのプレマシー3に交換予定。ミシュランタイヤの販売店のコメントとして「A3がひとクラス上のA4みたいになるよ」という返事を頂いた。

タイヤ交換時に、ホイールとドライブシャフトにMVSを施工してデーター収集。その後に、LX添加、DCTにX1FS添加、エンジンオイルestremoZEROシリーズに交換してフィーリング及び燃費にどんな結果が得られるか長期テストを重ねてゆく予定。ある程度、走り込みしたら、またご紹介しよう。



2018/04/30
大型連休を迎えたので、いつも「藤沢の部屋」を楽しみにしている方々に少し早めにアップしました。

運送業を営むスバルサンバーのお客様が来社され今回はミッションオイル・GEARU-X1を2.1リットルとデフオイル用として藍を1リットル購入されました。この車の仕様は・・・
形式:EBD-TV2 スバルサンバー 初年度登録:H23.5 で、丁度、東日本大震災の年に購入。
エンジン形式:EN07 タイミングベルト仕様。
弊社の油脂類は、当社販売店からのご紹介により走行距離が30万km前後から使用開始された。
当然ながら長い愛車との付き合いでメンテナンス箇所を把握してタイミングベルト交換と同時にウォーターポンプなども10万km毎に交換を実施されている。
今回、来社時の走行距離は画像で分かるように588746km。排気管を観察しても白煙は一切なくアイドリングも安定していることから好調子が伺える。但し、会社側から驚くほどの走行距離だから「大事な荷物を運ぶ上で途中で故障しても困る」ということで、走行距離が60万kmを区切りとしてエンジンを載せかえる予定だそうです。





ホームページからの注文変更に伴い一部の方に返信メールが届かないなどご迷惑をお掛けいたしましたことをお詫び申し上げます。確認メールを省略したため、注文=発送となるダイレクト受注となりましたので、注文はし易くなったのかと思われますがいかがでしょうか?

今後とも返信メールが上手く届かないトラブルが発生した場合の原因としては
○メールアドレスの間違い
○携帯での注文と受信
○迷惑メールホルダーに刎ねられている
○その他
が考えられます。

2回目以降のIDのみによる注文方法は変更し、全て1回目の所から毎回注文をお願いいたします。毎回、氏名や住所、メールアドレス、電話番号の入力をお願いすることになりました。その目的は、ダイレクト注文の場合、前の履歴に送付致しますが、メールアドレス変更、住所変更、電話番号変更などある場合、そのまま送付するとトラブル原因となり荷物が上手く届かないトラブルとなってしまうことを防ぐためです。ご面倒をお掛けいたしますがご協力をお願いいたします。

X1スプレーによるブレーキローター施工のレポートがはがきで届きましたのでご紹介致します。

カローラ(MT)でお世話になっている○○○です。
「ブレーキローターにX1スプレー」試してみました。
○長所
・D1塗布時よりも効きが早い
・液状のため、ローター全体にムラなく広がる
・錆び止めを用途とした際、ローターの面全体に手軽に塗れて便利、停止(車)のままでOK。錆もほぼ発生せず、直後の運転時も違和感がない。

●(やや)短所
・直にスプレーを吹くと加減が難しい=棒状の物にウエス等を巻いて塗るようにしています
・D1に比べると持続力が短い=施工頻度を増やして対応

◎潤滑を目的としたX1スプレーが制動を司るブレーキにも活用できるとは思いませんでした! 改めてアタック製品の奥深さに驚かされます!

□藤沢からのコメント
注意点としては、スプレーですから走行直後でブレーキローターが高温になっている場合は施工しないでください。どの位、スプレーすれば最適かは、なかなか難しいところですが、私のテストでは多くても少なくても性動力に関しては大きな違いを感じませんでした。D1のように施工してすぐに走行してブレーキを数回少し強めに制動して焼き付ける使用法とは異なります。

一番の目的は「長期間屋外駐車の際のローター錆対策」での施工ですから、ローター上部に一箇所ずつ、「シュ」とひと吹きしたら車を前後に軽く動かしながら軽くブレーキを踏んで液剤をローター全周に馴染ませ希望するところに駐車する。次回に車を使用する際に、X1スプレー施工済みの場合、初回のブレーキが施工無しと比較すると全然違います。長期間屋外駐車していたことを忘れさせるほどスムーズな作動で減速または停止ができます。あの、ガガッーという異音やガサツな感じは皆無でした。

D1のかわりにX1スプレー施工でも十分に効果ありです。その場合は、噴射する吹きつけ量をどのくらいがベストか施工しながら工夫して自分好みの噴射量を探ってみてください。液状で馴染みやすいので意外といいですよ。施工自体も簡単です。

つい最近、走行約8000kmの程度の良いアクア中古車を購入された、お客様が遠方よりオイル交換に訪れました。購入し納車されたその日に来社。エンジンオイルとトランスアクスル・オイルを交換しました。
プリウスと同じ方式のユニットなのでX1またはX1FS添加の方も非常に多く、添加すると「軽くなった」と喜んで頂きます。今回は単純にX1添加ではなくオイルを純正ではなく疾風−轟 に交換。容量は3.2リットルでした。基本構造は遊星歯車形式なので軟らかめの粘度の疾風が適合します。抜き取ったオイルには、かなりの鉄粉が確認できました。

トヨタ、ホンダなどHVのトランス・ミッションには疾風シリーズをご検討ください。快適な走りが得られます。但し、販売店によっては保障が効かなくなると必ず言ってくると思います。中古車購入であれば、交換が少しはやり易くなるかもしれません。本音を言えば「構造と作用を理解した上で、潤滑に優れる物を使用してトラブル発生原因となったり耐久性を損なう恐れはestremo製品に限って100%有り得ない」と言えるのですが・・・

一口に自動車業界と呼んでもメーカーは新型車を設計製造、販売店は新車・中古車販売と整備と得意分野は分かれています。当社は油脂類+MVSにより、改造しないで耐久性、走行安定性、乗り心地、エンジン性能などを向上させる専門会社と言えます。この分野に関してはメーカーや販売店よりも長年に渡る研究開発ならびにノウハウが蓄積されていると個人的には自負しております。サンバー58万8千走行も、言葉だけでなく、ひとつの結果と受け止めています。

2018/04/15
恒例の富山県・神岡選手経営のプロジェクトK・イベントに14日〜15日と参加するため「藤沢の部屋」更新をいつもの15日より少し早めに更新いたしました。

私の年1回のプロジェクトKイベントを楽しみにして遠方より馳せ参じてくれる方々に、この場を借りてお礼申し上げます。今年も大阪より馳せ参じてくださる予定の方もおります。電話では幾度かお話をいたしましたがお会いするのは始めてとなります。

話題を変えて、広告などで決算大売出しなどを見かけかと思われますが弊社も3月決算なので31期目の決算を無事に終了しました。学生は新学期を向かえ、社会人の方々は異動や新入社員など歓送迎会など忙しい日々を過ごしている方も多いと思われます。この時期は落ち着いて愛車のメンテナンスの時間が取りづらい季節ではないでしょうか。

桜の開花は例年より早まりアッという間に満開になり葉桜となり春の嵐で桜吹雪となって飛び散ってゆきました。私の愛車アウディもアイドリングが再び不安定になりカムアングルセンサーとO2センサーを交換して一度は絶好調となりましたがアイドリングがバラつき出した。オイルだけが原因では無かったようです。シフトインジケーターのエラーが出ていますが部品代だけで16万円もするらしい。7月車検で悩みは尽きません。トラブルが発生しディラーに車を持ち込むと、お決まりのようにオイルやMVSが故障原因と言われる方が多いようです。つまり純正以外の品物は全て悪い品物と言う先入観念に加えて、市販品のアフターパーツに関する知識が無い(勉強しない)のがその要因だと思われます。

前回お伝えしたX1スプレーのブレーキ使用をお試しになられた方より数件のレポートが届いていますが「意外といいね!」という評価を頂いております。一発目のブレーキでD1ほど滑り込みしない。私の、その後の継続テストでも、鏡面の仕上がり方がD1よりもきれいに輝いているように感じました。

参考になるレポートが届きましたので、ご紹介いたします。私も、もしもNOTE e-powerを購入した際には大変参考になることでしょう。でも、自分でどこが一番効果的を探っている時間が一番楽しいひと時でもあります。装着し、どう変化するのか、ドキドキ、胸を高鳴らせテスト走行を開始した瞬間がたまらない。




いつもありがとうございます。またちょこちょことレポートします。

○MVSラジエーターホース(RHT)
電気NOTE
効くの?と思っていたが、フィーリング・音良し、燃費・加速若干良し。外したときに差がわかります(力強さも無くなる)。
スカイライン5千回転以上の吹けが違う。外すと抑揚感&力強さが無くなる。実はパワーメッシュで似たようなものをつくり、効果は一応あったので使っていたのですが、本家には到底かないませんでした。

○59-アルミブラック
スカイライン
1.4ドア開口部すべてに、3mm幅で1周、計4枚。
→えいやっとステアリングを切った瞬間の挙動がまるで違う。冬タイヤが夏タイヤのように振舞う(腰砕け感大幅減)。
前寄施工からが判りやすいです(クイック系になる)。安定感が不足したら後ろ寄りを施工すると落ち着いてきます。
電気NOTEですでに効果確認済みなので、今回は一気に施工しました。
(電気NOTEはパワーシート付属のアルミシート施工(※1))

2.スロットルバルブ前の共鳴ボックス?(吸気が90度曲がるところ)に1枚。
※1をつけていましたが、さらに低〜中回転のトルクがUP。但し多ければいいものでもないようである(抑揚感が減る)。

□藤沢の解説
基本は少ないよりは追加して多くしてゆくほど効果は高まりますが、装着場所によってはレポートにあるように「効き過ぎて、好みの走行フィーリングではなくなる」という結果も出てきます。逆にいえば効かない物は、良くも悪くも、あまり変化しないため悪く感じる現象も少なくなる摂理である。

開発段階でドライブシャフトに、最初はパワーシートを貼り付け、その効果に喜んでいた。次にパワーラップを開発し、巻きつけて走行開始したら、パワーシート(約2.5枚)の、2〜3倍の体感効果に驚かされた。この例のように、そのメカニズム専用品として開発した製品は、他のMVS施工で得られる効果より、より強力に作用し好結果が得られるように工夫を盛り込んでいる。

最後に、重要なお知らせを致します。
今月中旬(予定では12日より)から、ネット注文方式を変更致します。
今までは、注文→確認返信→注文返信→発送という手順を踏んでいました。確認返信で、住所や営業所留めの際のセンターコードの依頼、その他、時間指定などに関するご連絡、注文品の変更や追加などを受けて発送していました。

新方式では、注文=発送 と変更致します。注文、即、発送と変わるため簡単となりますが、欠点は注文の変更が出来ません。また、電話番号や何らかの間違い入力が行われた際に。そのまま発送となってしまいます。発送の基本は15時までに注文メールが届いたものは当日発送いたします(定休日は休み明け発送)注文の際は、よく考え確認して間違いのないようご注文ください。商品選択などで迷った場合は事前に電話にてご相談ください。万が一、住所を間違えた、注文の変更をしたいなど、何らかの問題が発生した場合は、15時45分頃(最終)までに必ず電話連絡してください。16時頃にヤマト運輸が集荷に来ます。

次に、ヤマト運輸の代金引換便には色々な制約があります。お届け先の営業所に到着してからの猶予期間は1週間で、何らかの事情で受け取りが出来ないと品物は当社に戻ってきてしまい、返送代金が当社に請求されます。一度でも受け取り拒否された場合はブラックリスト入りとなり二度と代金引換便での発送が出来なくなりますのでご注意ください。

また「10時ぴったりに届けて欲しい」などの要望を頂きますが、その日の荷物状況、道路状況、担当者の回り方などヤマト運輸側の事情で行われます。当社でヤマト運輸に要望できませんことをご理解ください。午前中指定の場合は8時頃から12時頃の配達となります。渋滞や自然風災害の影響で12時少し過ぎてからということもたまにあります。

何度か住所変更されている方で、誤って古い住所で注文されるケースも見受けます。この場合、転送はしてくれないので一度当社に戻ってきて返送料金の請求が発生いたします。注文の際は、十分ご注意を願い致します。

注文履歴のある方は、データー管理しておりますので名前、電話番号などですぐに確認できますので電話注文大歓迎です。昼休みでも受け付けいたしますので、お気軽にご利用ください。電話注文は、お客様の考え方、走行状況、車種など製品の使用環境が分かるためアドバイスも適切に出来る大きなメリットが生まれます。


2018/03/31

皆様方に長期間屋外に駐車しているとブレーキローターが真っ赤に錆びる対策品の開発を前からお知らせしていました。

色々と、試行錯誤して試作品などを試してみましたが、ことごこく失敗し、諦めかけていました。私の場合は、前にも書いたように、朝方に目が覚める少し前、うとうとと半分は夢見るような状態の時に「天から降ってくるかのようにアイデア」が突然舞い降りて(閃く)きます。

全ての弊社製品は、突然舞い降りてきた天からのお告げみたいなアイデアを具現化した結果として実現しました。だからMVSも、同様にして閃いたアイデアを具現化した製品です。そのせいか現実離れした製品が多いのかもしれません。

やはり一番のポイントは何かと考えると「常に、どうにかならないかと?」と思案を巡らすことだと思います。その時は良いアイデアが浮かばなくても、いつもいつも考えているからこそ、夢うつつの状態の時に、アイデアが舞い降りて来るのかと思います。物理学者が世界的な研究を成し遂げる過程も似ているようです。

ブレーキに関しては他の装置と大きく異なる点が、直接、安全や事故に直結する装置なので、下手なことが出来ない点です。D1やD2の開発に当たった時も、同様で、絶対に事故に結びつくようであれば商品化できません。

一時は「ローターにクリアー塗装してみようかな」と考えたこともあります。長期保管ではありますが、必ず、その状態から車を動かすことになるため、1回目の制動時に支障が出てはいけません。ここが意外と高いハードルとなります。

今まで長い自動車の歴史の中で「ローターは錆びる物であり仕方がない」というのが常識だった。常識の殻を破ることは意外と難しく、すぐに変人奇人扱いされかねない。

今回も朝方に思いがけないアイデアが天から舞い降りてきた。

それは「X1スプレーを塗ってみればいいじゃん」というアイデアであった。夢の中の私は「エッ!」と声を挙げていた。




よく「コロンブスの卵」という逸話があるが、解ってしまえば簡単なことほど、気がつくまでは難しく長い月日を必要とする。

スーパーアタックX1発売の頃から、X1を塗っておくと錆びにくいという話はあった。また、X1が普通の添加剤との決定的な違いは「トラクションオイル」という点である。簡単に書けば「滑りを抑制する作用」を保有している。

実はD1(ドラッグワン)やマジカルストップも、このトラクション作用を利用している。X1発売から25年近く経過するが、他社からD1のようなブレーキ強化薬は発売されていない。X1独自の優れた特性である。

テスト車両として現在は4台。エルグランドは新車から15年ほど、屋外長期保管のため雨が降るとローターは真っ赤に錆びる。ティアナも1週間乗らないと、走り出して数回のブレーキ時に「ザーザッー」と大きな音が出てフィーリングもガサツになり効きも悪い。

現代では愛車を2台所有している車好きは沢山いると思う。X1スプレーなら一輪に対してサッ、サッと1〜ふた吹きするだけで済む。リアがドラムブレーキなら前輪だけで済むため20秒で終了する。4輪に吹き付けても1〜3分で終わる。それで終了でも良いが、完璧を期するなら、前後に軽く車を動かしてブレーキを軽く踏み馴染ませるのがベストだ。

長期保管から最初の走りだしの1回目のブレーキタッチも良好で文句なし。勿論、何日間保管し、何回、雨が降り、どれだけローターが濡れたか等の状況や保管場所の違いによって錆抑制効果は大きく異なってくる。

X1スプレーを塗って、走り初めて私の口から自然と漏れた言葉は「これは液体ドラッグワンだ!」だった。また、初回スプレーした時よりも、2回、3回と施工を繰り返すほど、D1と同様に、効果は高まる感じがしている。まだまだ継続して検証中。

これからも色々とテストを重ねなくては解らないこともあるが、もしX1スプレーを購入されて、手元に保管している方は、早速試して頂き、結果をレポートしてくださると助かります。

私の素直な感想では「1回目のブレーキがD1ほど滑りこまない」という印象で「タッチも滑らかで
気持ち良く」感じた。だが、車種や感覚は個人差が大きいため人によっては「ブレーキのフィーリングが悪い」という方も居ると思う。でも、真っ赤に錆びたブレーキよりか、遥かに快適だったことは間違いない。

ローター表面を観察しても「液体だから全面にムラなく染み込んでいる」ように見える。評価が難しいのは、季節や、雨の降り方、ローターの濡れ具合、愛車の置かれている状況など、要因が一定でないため、評価が難しい。

写真の比較は一度だけ降雨があり、それから数日後の写真であるが、明らかな違いが解ると思う。もっと長く放置すればするほど、施工ありなしの違いは大きく違ってくる。

創立30周年を迎え時代の変化に対応し、5月よりネット受注から変更し色々と替える計画です。変更内容の詳細については順次「藤沢の部屋」にてご案内いたします。


2018/03/15
和風総本家というテレビ番組を見る機会が多い。その理由は日本の職人を取り上げる番組なので同じ職人として何かと参考になるからである。

3月8日の番組で町工場や商店の後継者問題を紹介していた。後継者不足が深厚な状況を迎えていることが浮かび上がっていた。また、宮大工に憧れる高校生達も紹介されていた。

伝説的な宮大工として名前が上がる小川三夫さんの工房に大工体験をする映像が流された

。小川さんが高校生に伝えた一言は「自分に合った良い刃物を持てば良い仕事ができる」とアドバイスした。私は、それ以外に「頭で考えて頭でっかちになっちゃだめだぞ。身体で覚えろ」と言った言葉の方が強く印象に残った。

私も職人の端くれなので、この欄でいつも言っている「チューニングは、トライ&エラーの繰り返しから最善を探し出す作業」であると、一脈通じる言葉である。

もうひとつは「いつも常識が邪魔をする。常識の壁を乗り越えた先に新しい領域(世界)が見つかる」と伝えてきた。この二つの言葉は、互いに連動している。小川三夫さんのアドバイスとも連動している。

簡単な言葉で言えば「何でもよいから、色々と試してゆけば、新しい発見を通じて自分の技術も知らず知らずの内にアップするし身につく」と言いたい。

「ここに付けたら、どうなるのですか?」といつも聞かれる。
「やってみたら、すぐに解るでしょ」という答えになる。思い立ったら即実行、せれが大事だ。
土日曜日になるとMVS追加装着で毎週訪れる愛用者が数人いる。「好きこそ物の上手なり」という言葉が自然と浮かんでくる。これも「体で覚えろ」と一緒だ。

反対に「MVSは難しいね」と、何も手を出さない人は永久に前に進めない。誰だって、最初から上手い人なんていないし、上手い人ほど、毎日でも好きな物と付き合って行く。1日1歩ではないけれど1年、2年、3年過ぎれば大きな差が付く。話は変わるが私のゴルフレッスンも、もうすぐ3年になる。70歳(実際は72歳)の手習いだ。

もう解ったと思うが「何でもよいから出来ることをすればいい」だけである。洗車でもよいし、ヘッドライトの曇りを磨いてもよいし、タイヤ空気圧測定でもよいし、車が好きであれば、愛車を綺麗に掃除するだけでも付き合い方が変わる。

少し進歩すれば、洗車している時に、タイヤのひび割れや、ローターの光り具合や、排気管テールパイプ内の煤や錆の状況、漏れ具合なども自然と観察するようになってくるだろう。



MVSの開発も上記コメントと同様に、自由な発想で実施したいと言いたいところだが、実際は、どうしても常識通りな所から初めてしまう。反対に言えば「何も考えないで何かを行う」ということは意外と難しいものなのである。だから、いつも「常識が邪魔をする」と書いている。

話は変わって、自動車も自動車を取り巻く社会も日々変動している。気が付いてみたら大きく変わっていたと驚くことも多い。若者が車に関心をあまり示さなくなったのも、その内のひとつであろう。

新型車が発売されると、少し前であったら、ホイール&タイヤを好みの物に交換したり、車高調整を組み込んだり、マフラーを交換してみたり、タワーバーを装着したりと、車好きであれば普通に行っていた。

アルミホイールは純正採用され、年々デザインも魅力的になり、保証の関係でエンジンオイルパックで割安にメンテナンスできるように変わってきている。

また、ネット通販時代となり、スマートフォンで「ポチッ」と欲しい商品を注文し、翌日か翌々日には受け取れる便利な環境も整ってきた。

そんな環境で、自動車用品店に足を運ぶ人達も減ってきている。そろそろヤフーかAmazonで通販開始しようかなと思っていたところ、昨年末に「弊社製品をAmazon直販で販売したい」と、連絡が入った。

そこで約130点の製品を販売することを決断、商品登録、画像登録、安全データーシート提出、説明文アップなどを業務の間に進め、今月の8日頃に全ての作業が終了し、購入可能となりました。

Amazon登録済の方から「X1が欲しかったため、アマゾンが便利なので買ってしまった」と言ってきました。私も、店に置いてないような商品を購入する際、アマゾンを度々活用している関係で気持ちはよく解ります。

アタックレーシング創立当時は、まだ販売店も少なく、全て電話注文、FAX注文にて受け付けていました。できるだけ直接当社をご利用される方にはポイントではなく、パワーシートかMVSアルミテープなどを金額に応じて付けるようにしようかなと検討中です。

一度でも購入された方であれば2000年(平成12年)からデーターが残っておりますので、電話でお名前か電話番号で、すぐに検索できますので電話での注文も簡単にできます。

ヤマト運輸の定期集荷が午後16時前後に来るので、午後15時30頃までの、ご注文は当日出荷できます。基本は代金引換ですが、振込も受け付けています。

次回は、皆様にお知らせしていた「ブレーキローターの錆防止剤」開発のメドが付き、只今、継続確認中ですので、結果をご報告出来ると思います。中古車展示車なども、ローターが真っ赤に錆びてしまうので、お助けマン的アイテムになるかもしれませ



2018/02/28

2月が終わると「あ〜春が来た」と実感できる。

季節の変わり目は車にとっても人にとっても体調を崩しやすい時期でもある。すれ違う車のドライバーを見ているとマスクを掛けた人が増えてくる。風邪か花粉症の人だと思われる。
時代の変化は年を重ねるほど激しさを増しているように感じる。徳川幕府から明治に変わった頃も激動の時代であった。世界情勢も予断を許さない状況が続いている。


自動車そのものも大きく二つの転換期を迎えて居る。一つは安全支援と自動運転である。アクセルの踏み間違い防止、車線から逸脱しそうになった際の警告及び自動操舵、追突防止、人や自転車などの認識及び警告及び自動ブレーキ等。これらの先に自動運転に繋がって行く。

少し前であれば、アクセルの踏み間違いなど、あまり無かったし考えられなかった。これも認知症が増えたり長寿命化による高齢者の増加などの影響なのかもしれない。

もうひとつの転換期は従来のガソリン軽油など化石燃料を主体とするエンジンから、HV、PHEV、更にはEV時代に変化してゆくのかもしれない。中国などは国が主導して急速に電気自動車普及を目指している。世界的な時代の流れを読み間違うと日本は取り残されてしまう恐れもある。

長年に渡って自動車を愛し、ドライブを楽しんできた私が感じる点は「運転を気楽に行っている方を多く見受ける」という点。一瞬でも何かに気を取られ目線を外しただけでも車は数十メートルも進んでいる。一瞬の油断も大敵なのである。

幼き頃から歩きスマホが身に付いた人は自転車に乗っても同様な行動を取る。つい最近も女子学生がアシスト付自転車で歩行者をはねて死なせる事故があり「前を見ていなかった」と起訴された。同様に、自動車免許を取得しても同じようにスマホを操作しながら運転する若者を見ることがある。



自動車もエンジンオイルの低粘度化が進み今や0W-20があたり前となっている。今の幼稚園児や小学生、中学生が免許を取得しても、この低粘度が常識となるため、10W-40という粘度を聞いた途端に「そんな固い粘度はダメだよ」と恐らく拒否反応を示すと思われる。

自動車の構造や作用を少しでも勉強すれば、ピストンが膨張した時にシリンダーに接触し傷付けたり抵抗とならないように、ピストンクリアランス(隙間)が設けられていることを知るだろう。適度な隙間は必ず必要であるが、いつも最適クリアランスを保っている訳ではない。

始動前の寒冷時、アルミ合金ピストンは収縮した状態であるため当然ながらクリアランスは最大値になっている。この隙間に侵入して圧縮する時、爆発膨張した時に隙間を埋めて密閉度を高めるために必要となってくる要素が粘度=油膜の厚さとなる。

固い粘度は、圧縮時も爆発膨張時も、クリアランスを埋めるため、次のようなメリットが産まれる。
1:低速トルクが得られ易い。
2:圧縮抜け、爆発膨張の抜けが少ない=ブローバイガスが少なくなる。
3:オイル消費が少なくなる。
4:オイルの希釈や汚れが少なくなる。
実は、こんなに多くのメリットがある。皆様も暑い夏を迎える時に、一度固いオイルを試してみてはいかがかなと思う。固く感じた場合はMVS装着などで幾らでも対策できる。

自動車を勉強していない人は、直感的に「柔らかい粘度=抵抗が少ない=燃費が良い」という図式が頭に浮かぶに違いない。

ピストンクリアランスだけでなく、クランクシャフトの大端部、コンロッド大端部、ピストンピン、カムシャフト軸受など、回転する部分にもクリアランスがあり、ここに油膜を保ち、金属同士の接触をできるだけ防ぐ役目がオイルである。低粘度オイルは当然ながら油膜が薄いため保護性能は低下してしまう。

自動車の発展と共に過ごしてきた私に近い年代の方々であれば「最低でも5W-30は必要、走行距離が増すほど、粘度を少し上げたいな」と思ってしまう。

これなども目先の利益だけ追求するのは間違いで、長期間に渡って愛車を最高の状態で維持するためには、少し固いと思える粘度が安心と解って来るに違いない。結果的に費用対効果で違いが出てくる。



2018/02/15

毎日、厳しい寒さと大雪の便りが届いていますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

私は家と会社との通勤距離が片道、約2kmと短距離。朝の暖機時にメーターの気温をチラッと見ると、今年はマイナス温度も何度か確認することが出来た。

昔のエンジンはチョークを引き、アクセルを数回バタバタ踏み、加速ポンプで燃料を送り込む儀式の後でセルモーターを回した。エンジンが始動しても、しばらく暖機運転しないと、パスパス言ってスムーズに加速しなかった。

技術の進歩は著しく、現代の車はセルモーターを回す、またはスターターボタンを押しこむだけで容易にエンジンは目覚めアイドリングも安定している。後は勝手にコンピューターが最適噴射量を決定してくれるため、暖機しなくても走行にはあまり支障が出ない。

足車として使用しているアウディクワトロ3.2が発進時に、ガクガクする現象が発生。走行距離110800kmとなり、幾つかのトラブルを抱えているため「また、どこかのセンサーでも壊れたかな?」と疑った。

故障診断は正規ディラーなどに行き、診断機で見て貰わないと原因は特定できない。「困った!近くにアウディ正規販売店が無い」オイル交換してから7100kmほど走っているため「とりあえずエンジンオイルを交換して様子をみよう」と考えた。

発進時のギクシャクは、3〜4回ほど経験したが常時出る訳でもない。調子が良い時には、何事も無く調子良く走る。昔から、ギクシャクした時には、真っ先にスパークプラグ交換やデスビのポイント隙間点検及び交換を実施した。

整備記録を調べてみるとスパークプラグを交換してから約22000km走行している。距離から見たら、まだまだ、それほどでもないが、一番の問題点は片道2kmの通勤使用である。

例えば、高速道路を片道50km通勤で使用している方であれば、月の走行距離は軽く2500〜3000kmに達するだろう。私のような片道2kmでは距離は伸びなくて通勤だけでは200kmほどしか走らない。それに買い物が加わっても、距離は伸びない。

毎週土曜日に会社が終わると沼津までゴルフレッスンに行くので、往復100km、これが加算され1ヶ月間の走行距離は800〜1000kmに達する。こんな使い方で7100km「estremoオイルならば何の問題も無い」と思っていた。

ところが、オイル交換を行って走り出した瞬間に「何〜!、軽い、別物だ〜!!」と、久方ぶりに驚いた。MVS装着での体感よりも、初めてオイル交換後の違いだけで大きく変化したため驚かされた。

しばらく使用していたが、あのギクシャクやガクガクは2度と表れない。明らかにオイルのヘタリしか考えられない。そこで考えた・・・

今年の冬は、やっぱり寒波到来で超寒い。0℃からマイナス3度も何度か体験した、暖機運転は2分ほどしかしていない。結果として「オイルがタレ易い状況が長く続いた」という結論に至った。片道2kmでは、なかなか距離は伸びない。だから、距離が短い割にどんどん垂れて行く。一般の方も、なかなか、ここが理解しにくく、どうしても距離だけで判断しがち。

知り合いの中古車販売店の社長さんと話をする機会があった。
「バッテリートラブルが多かった」うっかりすると携帯のバッテリーも朝見ると少ない時が多かった。バッテリやオイルに寒さは厳しいと感じた。

普通、考えることは「この寒い冬を乗り切ってからオイル交換をしよう」と多くの方が考える。私も同じ考え方だった。でも、今年のような異常に寒い冬が長期間続く時には「少し早いがオイル交換を実施しよう」が大正解と言える。

MVSの最大の欠点は「調子良過ぎてオイルのタレが解りずらい」点がある。少しでも「?」と感じたらオイル交換実施が正解かもしれない。

ついでにスパークプラグNGK プレミアムRX 中心電極に新素材「ルテニウム配合中心電極と、外側電極にもオパール形状という少し高価(1本2400円)のプラグを交換。エンジンオイル交換時も出だしはスッと軽く走り出したが、プラグ交換で、更に倍増した。こちらも22000kmで、だいぶへたっていたという印象だ。

久しぶりに、メンテナンスの基本は「定期的な消耗品の交換」

という大事なことを再認識できた出来事であった。何でも過信は禁物、今年に限っては、どこかで見切って交換してみることをお勧めしたい。

ちなみにオイル交換でリフトアップしたら、フロント右側インナーのドライブシャフトブーツが破損していてグリスが飛散していた。こちらも履歴を確認したら22800km、走行で再び破損、家や会社の駐車の際に、ハンドルを一杯切らなければならない状況のため、どうも同じ個所に負担が掛るようである。

この事例が示すように、どこか弱い個所があれば、そこが壊れることは多い。気に入った車だけに、定期的に交換して付き合って行くしかない。





2018/01/31

月日の流れは早く、1月も終わりを迎え、1年の12分の1が過ぎ去った。   

今年は寒冷前線が上空に居座り、連日に渡って厳しい冷え込みや大雪が続いている。人間にとっても愛車にとっても厳しい日々が、これからも続いてゆく。とは言え、季節は確実に春に向かって一歩一歩進んでいる。庭の紅梅の蕾も膨らみを増し近い内には花開く予兆を感じる。

一足早く春の到来を告げる梅や桜は、熱海に行くと見ることが出来る。本土で一番早く熱海桜は開花を迎える。寒桜もあるが、同じ桜でもなぜか寂しげに、控えめに咲く。熱海桜はソメイヨシノより色濃く艶やかに咲き誇る。

エンジンオイルの粘度に関して二つの異なる考え方ができる。
●ひとつは、気温が低いのだから低粘度オイルが相性が良くメリット(燃費や始動性、軽快な走りなど)も得られると、いった考え方。
●もうひとつは、真逆な考え方で、気温が低いから暖気から走行開始してしばらくの間は、水温上昇も緩やかであり、油温に至っては、なかなか上昇しないため、ピストン膨張は少なく、ピストンクリアランスが大きいままなので、圧縮漏れ、爆発圧力洩れ(ブローバイガス)も多くなるため、少し硬い粘度で密閉性を上げた方が、オイル消費も抑制され低速トルクも得られる。

答えを先に書けば、どちらも正解と言える。どちらを選択するのかは、愛車の状態や走行条件、愛車を何年間使用するのか、運転方法、好みなどで、その車を使用する所有者が決める問題となってくる。

走行距離が10万kmを超え30万km前後に到達すれば、自然とオイル消費も多くなってくる。少し硬い粘度に変更するだけでオイル消費は抑制できるし、メカノイズも減少する。

私もそうだが片道2〜10km前後の近い距離を通勤で使用する方であれば、硬い粘度にして、ほんの少し燃費が悪化したとしても車には優しくなる。ここがポイントとなる。燃費、燃費と、目先だけの燃費に捕らわれて、耐久性が落ちれば、やがて燃費悪化、走行性能低下、最悪は故障へとつながってゆく。結果的に高い出費になってしまう恐れがある。

これらも粘度調整、性能調整(X1,FS,極、轟+SV,ZV混合使用)などを幾つか試してゆく内に、ベストな仕様を見つけ出すことが出来ると思う。

何事も頭だけであれこれ考えていても一歩も前には進まない。トライ&エラーを繰り返す内に、それまで見えなかった奥の奥が見えてくるというのもオイル選びの難しさである。

感謝の手紙やレポートがFAXや手紙で届くことも多い。パソコンに打ち込まなければならないため、どうしてもご紹介が遅れがちとなり、紹介しないまま保管されることも多い。

そんな手紙の中から、途中から一部を紹介しよう。

さて、現在私は、スイフトスポーツにスーパーチャージャー、S2000にもHKSスーパーチャージャーを取り付け、藤澤様オイルにて安心してドライブを楽しんでいます。特に、S2000は、同封のコーナーウェイト表より、レカロバケットシート(45kg×2)に変更し、実測1230kgの車体に、ピーク322馬力ですので、とてもエキサイティングです。
ただ、さすがにスーパーチャージャーの為、Z40極では、少し飛ばせば簡単に油温100℃を超えるようになり、以前の藤澤様のアドバイス通り、前回S54とS14極を購入しました。(ラジエター等の容量アップはしています)
現在であれば、以前、藤澤様のアドバイスを無視し、インテグラにS轟を入れ、重〜いエンジンになった経験が生かされ、轟でも可能かもしれません。

 本日、手元に到着しましたS15極 5リットル、ハヤテ轟は、今月26日に納車されるますBMW24Mロードスター用です。ミッション車ばかり、3台所有し、近所の目も大変気になりますが、現在、私は48歳〇〇〇生活、今年25年を過ぎ、BMWのMの直6、3.2リッターを死ぬまでに一度は味わいたく、〇〇〇のBMW正規中古車センターで、即決購入してしまいました。(ブルーのボディにベージュの屋根)納車前より、他の2台と同じミシュランタイヤ、レイズ鍛造ホイール、アラゴスタサス等を注文し、準備しています。
このBMWは、オイルが特別な10W-60というカストロールオイルなのですが、しばらくエンジンオイルをエストレモに交換せず乗り、5千キロくらいで、S15極に交換し、又、パワーチェックします。スイフトのパワーアップは、〇〇〇〇〇からZ30極だけの交換で7馬力アップしました。

今後も、一度の注文で、約10万円掛りますが、エストレモ=藤澤様中毒の私は購入し続けますので、又、すばらしい製品を開発してください。

ミッション車に乗っていて、私が特にエストレモに感動するのは、スイフト注入しているギヤU極(LSD)、S2000へのハヤテ極の冬季の冬朝一番のミッションの入りです。
よく、〇〇〇〇〇、〇〇〇、〇〇〇〇〇〇など、良好と書かれていますが、比べものになりません。毎朝、「ガキッ」とシフトするたびに積み重ねられるミッションへのダメージはすごいものがあると思います。御社製品は最高です。

油温についても、〇〇〇〇〇と比べ、MAX、極グレードで10℃〜15℃下がります。又、スイフトは8000キロ走行し、オイル交換し、何の変化も感じられず「もっと使えたんだ〜」と思い、現在、10000キロ、オイル量のみチェックしながら使用しています。

「藤澤様の部屋」は、何度も何度も読み、いまや私の聖書になっております。その文章には、ウソも誇張も宣伝もないと思います。

【藤澤のコメント】
まだ、まだ続くため、後半は割愛させて頂きました。
他とは比べようもなく高価なオイルなので、皆様の期待に応えられるよう、これからも地道に頑張って行きますので、宜しくお願い致します。



2018/01/15

皆様、新年を迎えいかがお過ごしでしょうか。

今年はニューヨークを含め、厳しい寒波が襲って多くの死者まで出ています。まだまだ世界情勢は予断を許さない状況が続いていますが、今年1年が平和で終わることを切に願うばかりです。

自動車のボディは金属で出来ている関係から気温が下がる冬季は鉄板も固くなり夏場よりもボディ剛性が少しだけ上がっています。それでもMVSのボディ施工によって、著しく走行安定性は高まって行きます。人間の体も、硬いだけでは柔軟性に欠け、素早い動きが出来にくいことと一脈通じます。

ある程度ボディは硬く、サスペンションは猫足よろしく柔軟に路面からの衝撃を緩和すると同時に、余分な動きや歪みが無くなり、操縦安定性に破綻をきたさないことが理想です。結果的には路面に接している約ハガキ1枚分の接地面の荷重(路面をガッチリと捉える押し付けている力)変化が少なくなるほど滑りにくくなる。

当然ながら、路面は千差万別で、気温、舗装面、砂地、砂利道、天気など様々な変化や違いを持つ。また、タイヤも銘柄、タイヤパターン、気温、空気圧、タイヤ温度、製造年月、扁平率、タイヤ巾など、様々な要因により変化する。これに運転方法や積載人員や荷物など、これまた変化する。これらが複雑に絡み合って、最終的な安定性に関わってくる。

結論は、MVSを知らないと「この車はこんな車だ」と受け入れ、何も出来ないまま過ごすこととなる。MVSに夢中になる人達は、MVS効果に驚き、クルマは自分で努力すれば自分の意のままに操れて信頼できる相棒となることに気がついた人達である。

この時期は路面凍結、及びタイヤが冷えているためグリップ力が著しく低下し、滑り易い状況下になっています。MVS施工で、怖さを感じない日々を過ごしている方も多くなってきていますが、過信しないで楽しいカーライフを過ごしてゆきましょう。

話題を変えて。エンジンオイルは夏より冬の方が劣化が早まり、オイル消費量も増大します。油断なくオイルレベルのチェックを行ってください。その理由は油温が上昇しないためピストンの膨張が少なくピストンクリアランスが増大気味になるため、圧縮漏れ、ブローバイ増大と悪い連鎖に陥るためです。


またまた、参考になるレポートが届きましたので、ご紹介させて頂きます。


いつもありがとうございます。

電気NOTE MVS施工続きです。
 1.走行用バッテリー〜インバーターのインバーター側コネクタに、パワーシート付属のアルミシート
  (※1 1/2幅で1周。
  →エンジン動作時間が減った感じ。燃費向上。

 2.追加でインバーター側のコネクタ付近にパワープレート1枚
  →アクセルレスポンス向上。決定。
 3.エンジンルーム内のヒューズボックスカバーに、※1を1cm*5cm位にして張り付け。

  →冷間時でも走行時アクセル抜くとエンジンがすぐ止まる。燃費向上にに寄与している模様。施工量増   は燃費低下。量を調査中。

 4.同じく3.内の+端子の圧着部に、パワーシートL 1/8枚
  →走行時のエンジンストップが上記に増して増えた。そしてカーステレオの音質向上。増量調査中。

 5.うねったコーナーでボディねじれが気になったので、フロントガラス上端部の黒塗り部(内装との境界   あたり)にMVSアルミテープ5mm幅左右一杯に貼り付け。
  →安定性とステアリングレスポンス向上。

 6.同じ理由でリヤハッチ開口部に、※1を5mm幅でぐるりと施工(モールをはがして溶接部あたりを狙う)
  →ハッチを閉める音が明らかに違う。(ばぁぁん → ドン → ガン!)
   ゆすぶられ感が減少、高速道路は矢のように直進する。

 7.Bピラー外側にパワーシート4mm*40mm、線状にして上端部に縦に2枚、肩付近に縦3枚貼り付け。
  (下端部にパワープレート、モール内前・後に※1を先行施工済み)
  ボディの性格が変わる! がっちり、ルーズさなし、遊びなし系なので施工量注意! 施工バランスと   車の使用目的を考える必要があるほど
  フィーリングが変化します。興味深いところです。
 8.何回も再使用してぐちゃぐちゃになった※1をかき集めて、カーステレオのフロントパネル裏(外れるタ    イプ)に張り付け。
  音質が向上してやっと聞く気になった。(他は無改造無施工です。それでも変わる!)

 MVSのお手軽セッティングと今の使用状況(長距離通勤)もあって、週2-3回程度セッティングを変えられる  状況です。そうしているうちに
 今では「MVS施工完了!」と思っていたスカイラインにたまに乗ると、不満が出る(笑)。
 どこを施工すべきかは、今度は電気NOTEからフィードバックされそうです。


  今回購入品は、職場の車好き仲間へ「自作パワーシート+マグネット版」を貸したらウケたので、販路拡 大!
 V7FSは電気NOTE用(調子がよいようです)と灯油用(におい減、火力増大)です。

藤澤のコメント
いつも繰り返しになりますが「好きこそ物の上手なれ」の諺通り、チューニングはトライ&エラーを繰りかえしベストを探し出す作業です。まず、ここをしっかりと認識しましょう。

熱帯魚も「グッピーから始まりグッピーで終わる」という格言があります。
ゴルフも「アドレスで決まる」という格言があります。
どんな物でも、その重要な言葉の意味を聞き逃すのではなく「何をなすべきか?」を考え理解した時こそ、知らず知らずの内に技術レベルはドンと向上してくる。

絶えず立ちはだかるのは常識という厚くて高い壁。この壁を乗り越えた先に「お宝」が待っています。
健闘を祈る!!



2018/01/01

新年明けましておめでとうございます。

いよいよ創立30周年を迎え、31周年に向けてスタートいたします。

2018年も宜しくお願い申しあげます。

年頭にあたり、皆々様並びに家族のご健康と、愛車の益々の好調子を願っております。

今年もX1&X1FS,各種エンジンオイル、各種ギヤオイル、各種添加剤、並びにボディーコート、MVS(マシンバイタルシステム)による、ファインチューニングを心ゆくまで味わってください。

新製品が今年も生れるかは今の所、何も解りませんが、ご愛用、結果報告を楽しみにしております。











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